不幸
2006年10月30日
負の連鎖
最近私の周りでいろんな被害が出ています。
とは言っても別に私がその不幸をガッツリ背負い込んで皆さんにお裾分けしているわけでもなく、ただの偶然なのですが...
■不幸その1
先日お伝えしたニット帽の彼ですが、前回お伝えした状況は
・友達と友達の友達数人と飲みに行った
・酒が強くないので酒は飲まなかった
・そのうちの一人にそれが原因で殴られ、10針縫った
・彼らの電話番号は知っている
・警察に行ったが曖昧な対応をされ、一応警察が相手と連絡を取ることになった
・殴られた事実は友達が証言してくれるはず
と言うことでしたが、彼と会社帰りのエレベーターで会い、その後の状況を聞いてみると
全員に携帯番号変えられた
らしいです。
サッチモ:「えっ、証言してくれる友達はどうなの?」
彼:「そいつも番号変えました...」
寂しいです。
世の中って。
切ないです。
友達の裏切りって。
ま、そうはいっても天下の警察がそのまま見過ごすわけは無いでしょう。
サッチモ:「警察は?」
彼:「無視されました」
厳しいです。
世間ってのは。
いないもんですね。
正義の味方ってのは。
結局、10針を縫う程の暴行を受けたのにもかかわらず、ほぼ完全な形で裏切られた彼が言いました。
彼:「
友達って...いえ、なんでもないです
わかった、皆まで言うな。
武士への階段上る君はまだ〜♪
H2Oも君を応援していると思うよ...
■不幸その2
先日、私に彼氏を紹介してくれと言った女の子がいました。
その彼女が
彼女:「パソコンを盗まれました」
サッチモ:「どこで?」
彼女:「家で」
どうやら夜中に泥棒が侵入してパソコンと現金を少し盗んで行ったようです。
さらに隣の部屋の女の子も現金やらアクセサリーやら盗まれたとのこと。
ちなみにこの子の部屋は1階らしいです。
サッチモ:「パソコンって、また高いものを...」
彼女:「いいんです。どうせ友達にもらったものだし使ってませんでしたから。でも怖くって」
そんなとき、武士なら
武士:「大丈夫、俺が守ってあげるよ」
彼女:「えっ、本当?」
武士:「もちろん、可愛い泥棒さん」
彼女:「私は被害者ですよ?泥棒なんかしません」
武士:「俺のハートを盗んだじゃないか、この女ねずみ小僧」
なんて言うんでしょうけどね、まだまだ修行中の私は適当に慰める程度の言葉しか出てきません。
ブシドウとは?
■不幸その3
よく通訳をしてくれている営業の女の子が
彼女:「実は昨日財布を盗まれてしまって...」
しかもその前日には、他の営業の人も別の場所で財布をすられたそうです。
幸いその彼の場合は1時間後に警察が捕まえ、現金は抜かれていたものの、カード類や財布そのものは戻ってきたとのこと。
そんな時、武士なら
武士:「心配ないよ」
彼女:「でもお金が...カードも無いんです」
武士:「僕が君の勘定奉行になってあげるよ」
彼女:「まぁ、御奉行様!」
なんて言うんでしょうけどね、まだまだ修行中の私は適当に慰める程度の言葉しか出てきません。
サムライとは?
■不幸その4
先日、友人からのメールで
友人:「やっと北海道から東京本社に戻れるよ。でも北海道から離れるのも寂しいもんだね」
との報告が。
新婚早々、あるプロジェクトで北海道に転勤になっていた彼(東京出身)はやっと東京の本社に戻れることになりました。
が、
昨日
友人:
「お客さんへの挨拶も済ませ、支社に戻ると本社からの1本の電話がありました。
残留決定!FAは行使せず。
組織って怖いね。
彼はまだしばらく北海道のようです。
このように私の周りではこの数日の間にこれだけの出来事がありました。
ただ、少し気になるのは私はいまだ無傷であると言うことです。
いや、私はMではないので不幸の受け入れ態勢が整っているわけではありません。
たった数日の間にこれだけ続くと
次は俺?
みたいな妄想にとらわれそうです。
いや、そんな後ろ向きな考えは良くないな。
むしろみんなが私にかかる不幸を代わりにしょってくれていると思えば、日頃からみんなに感謝の気持ちを持つこともできる。
そんな私の周りの人々に感謝すると共に、これからも不幸の按分をお願いします。
あっ、できれば僕の配分はできるだけ少ない方向でお願いします。